どんな企業でも安定した新規顧客の開拓は重要です。
そのために行っていることとして、一般的に行われる営業担当者による訪問や電話営業、郵送ダイレクトメールなどがあります。
また、最近では個人の顧客や会員向けに電子メールを使った営業がよく行われています。
その中でも出版業界では、郵送によるダイレクトメールを使用することが多くなっており、その理由として定期的に多数の手元に届けることができる、新刊本やイベント、キャンペーン等必要な情報を記載することができるため充実した内容にすることができることなどがあります。
しかし、郵送されるダイレクトメールの多くは開封されることなく廃棄されることが多くなっていますからせっかくの力を入れた情報がもったいないと言えます。
また、郵送ダイレクトメールの1通あたりのコストが約43円ですから、郵送対象となるのが約1万件と仮定し、定期連絡が月1回、季節のイベント事に合わせて3~4回、それぞれを合計して年間15~16回ほどの送信となり、合計で約630~672万円となります。
また、郵送ダイレクトメールの年間費用は、送信対象が増えれば増えるほどに拡大していきますから、より費用対効果のの高い方法としてfaxdmがあります。
この方法であれば、記載したい情報をfax同報し、fax一斉送信するだけですであり、FAX送信1枚あたりにかかる費用は約4円ですから、10分の1の負担です。
また、輸送されても開封されることなく廃棄される可能性の高い郵送ダイレクトメールに比べ、FAXDMは予め開封されていることから有利と言えます。
各法人に送信する場合には、送信サービス業者のデータベース情報などに基づいて業種別、社員数、地域、などを分けて行うことがポイントとなっています。
このFAXDMを使った営業手法は、企業から企業へのBtoBで利用されることが多くなっていて、コストが低いこと、返信によって顧客獲得機会が増えることがメリットです。